どんなに英語を学習をしても、うまく成果が見えず「何をしていいかわからない」という気持ちになったことはありませんか。読めば読むほど英語が身に付く英語多読は、そんなあなたの悩みを解決します。今回は、Oxford Reading Tree の The Sock をご紹介をします。
CONTENTS
The Sock 基本情報
ブックバンド: | ピンク |
レベル: | Biff, Chip and Kipper Level 1+ More A Decode and Develop |
ページ数: | 12 pages |
語数: | 51 words |
テーマ: | 衣服 一般動詞の過去形 |
フォニックス: | ○ |
時間: | 約2分 |
主人公: | リー |
登場人物: | キッパー リー シェン リン バトン リーのママ |
🔖ブックバンドについて…イギリスの学校では、本のレベルを表すためにブックバンドが使われています。ORTの絵本には、それぞれの絵本の裏にブックバンドのカラーをつけることで、絵本のレベルが分かるようになっています。
The Sock あらすじ
キッパーはリーの家に遊びにきています。シェンは洗濯中に穴の空いた靴下を見つけました。すると、リーはボタンのビンを持ってきました。おじいちゃんは穴の空いた靴下にボタンをつけてふさぎます。そして、キッパーとリンが靴下に飾りを付け加えてできたのは…?
文法内容
文法内容:一般動詞の現在形 助動詞can 一般動詞の過去形 be動詞の過去形 不定詞
文法レベル:中1~2レベル 英検5~4級
The Sock 重要単語
✔️表紙の裏側に記載されている重要単語の語数です。
語数 : 26 words
英語 | 品詞 | 日本語 |
---|---|---|
sock ソック | 名詞 | 靴下(片方) |
hole ホー(ル) | 名詞 | 穴 |
buttons バトン(ズ) | 名詞(複数) | ボタン |
cowboy カウボーイ | 名詞 | カウボーイ |
see スィー | 動詞 | 〜を見る |
ojachanのBOOKレビュー★
総合 ★★★☆☆
面白さ ★★★☆☆
学習効果 ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
知識関心 ★★★★☆
異文化理解 ★★☆☆☆
面白さ・・・ストーリーの意外性や内容の面白さを評価
学習効果・・・文法や語彙、表現について学べ実際に使えそうかを評価
難易度・・・Oxfordが想定する対象年齢と初級英語学習者が感じる難易度を評価
知識関心・・・科学的な好奇心や興味関心を向上するような内容かを評価
異文化理解・・・イギリスと日本の文化的な違いを学べたかを評価
すべての評価は、ojachan の個人的な見解に基づきます。
ojachanの感想
今回は、お隣のリーくん家でのお話。
このDecode and Developではおなじみのキャラクターになりましたが、今回のストーリーでリーの妹の名前が判明しました!名前は「リン」ちゃん。日本でも最近では人気の可愛いお名前ですね。しかもママも再登場!
文法的にも語彙的にも難しくないので、英語学習には最適な良書です。全体的には、一般動詞の過去形で統一され、【got】の使い方がよくわかると思います。英語が得意な人には少し物足りないかもしれません。
それにしても、私の期待は今回も叶わず…。😕もちろん期待とは、いつも出てくる「おじさんと犬」の正体です。確かめたい…っ!あのおじさんはリーくんのパパなのでは!?と私は推測しているですが…気になる~!乞うご期待。
Oxford Reading Tree: Level 1+ More A Decode and Develop the Sock
レベル: Biff, Chip and Kipper Level 1+ More A Decode and Develop
絵本の冊数:1冊
著者:Roderick Hunt / Alex Brychta
出版:Oxford University Press, USA (2012/4/4)
キーフレーズと文法解説
1.英語でいろんな服を言ってみよう
✔️絵本に合わせた意訳をしています。
Grandpa Chen put the buttons on the sock.
シェンじいさんは靴下にボタンを付けました。
【sock】の意味は、「靴下」です。外来語では、よく「ソックス」を使うので、なんだか違和感ありますよね。英語では、靴下や手袋のようにペアになっているものは、複数形で表し、単数になると「片方の」という意味になります。
ここでは、いろんな衣服の種類について英語でご紹介します。
日本語 | 英語 |
---|---|
服 | cloth(単数) クロース clothes(複数) クローズ *発音注意 |
帽子(フチなし) | cap キャッ(プ) |
帽子(フチあり) | hat ハッ(ト) |
マフラー | scarf スカー(フ) |
ネクタイ | tie ターイ |
リボン | bow ボー(ウ) |
Tシャツ | T-shirt ティーシャー(ト) |
ワイシャツ | shirt シャー(ト) |
上着 | jacket ジャケッ(ト) |
下着 | underwear アンダーウェア |
半袖 | short sleeves ショート スリーヴ(ス) |
長袖 | long sleeves ロングスリーヴ(ス) |
七分袖 | three-quarter sleeves スリークオータ スリーヴ(ス) |
背広 | suit スー(ト) |
手袋 | glove(単数) グラーヴ gloves(複数) グラーヴス |
ズボン | 🇺🇸 pants パンツ 🇬🇧 trousers トラウザーズ |
靴 | shoe (単数) シュー shoes(複数) シュー(ズ) |
2. 【不定詞①】副詞的用法
Lee went to get buttons.
リーはボタンを取りに行きました。
この文章のto不定詞は、【to get】の部分で「取るために」と訳します。このように、「to + 動詞の原形」で不定詞を作ることができます。
ここでは、中学2年生に学習する文法「不定詞」の3つの用法の中の副詞的用法を解説します。
この不定詞の副詞的用法は、「~するために」と訳することができ、動詞と動詞をつなぐの役割をするのがこの【to】です。toの後の動詞は必ず「動詞の原形」にします。
高校英文法では、原形不定詞なども登場するので、特に、この「to+動詞の原形」=「to不定詞」と呼ぶことが多いです。
ここで大事なのは、不定詞そのものより「何を修飾しているか」ということがポイントです。この不定詞は、元は動詞ですが、どんな単語に続くかによって名詞、形容詞、副詞と役割を変え、それによって「~すること」「~するための」「~するために」と和訳も変わります。
また、副詞は動詞を修飾する言葉なので、「副詞のような使い方」=「副詞的用法」というネーミングなんですよ。
とは言っても、〇〇用法は、英語を始めたばかりの中学生にとって少し難しい内容なので、英語から日本語へ和訳する練習をたくさんするとコツをつかむことができると思います。
The Sock クイズ
Basic かんたん
Intermediate ふつう
Advanced むずかしい
いかがでしたか。英語多読で効果的な英語学習をしましょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回のオックスフォードリーディングツリーは:
【ORT Level 1+】#49 The Lemon Pip のお話。
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前回のオックスフォードリーディングツリーは:
【ORT Level 1+】#47 The Big Red Bus のお話。