【ORT Level 1+】#36 Shopping のお話。

どんなに英語を学習をしても、うまく成果が見えず「何をしていいかわからない」という気持ちになったことはありませんか。読めば読むほど英語が身に付く英語多読は、そんなあなたの悩みを解決します。今回は、Oxford Reading Tree の Shopping をご紹介をします。

CONTENTS

ORT Level 1+：Shopping

Shopping oxfor reading tree — Oxford Reading “Shopping”より

ブックバンド：	ピンク
レベル：	Stage 1+ Patterned Stories
ページ数：	12 pages
語数：	35 words
テーマ：	一般動詞の過去形（不規則動詞）
フォニックス：	×
時間：	約2分
主人公：	チップ
登場人物：	パパ　ママ

⭐️ブックバンドについて…イギリスの学校では、本のレベルを表すためにブックバンドが使われています。ORTの絵本には、それぞれの絵本の裏にブックバンドのカラーをつけることで、絵本のレベルが分かるようになっています。

お話の内容

今回は、 Shopping のお話。チップとパパが一緒にビスケットを作っています。チップは材料が足りないことに気づきました。ということで、パパと一緒にお買い物へ。スーパーでは、ポテトチップスを買いました。他のお店では、マンガ。パパと楽しくお買い物をしています。いろんな場所を回って、お家に戻ったところ・・・。お菓子はうまくできたのかな。

ojachanのBOOKレビュー★

総合	★★★★★

面白さ	★★★★★

学習効果	★★★★★

難易度	★★★★★

知識関心	★★★★★

異文化理解	★★★★★

面白さ・・・ストーリーの意外性や内容の面白さを評価

学習効果・・・文法や語彙、表現について学べ実際に使えそうかを評価

難易度・・・Oxfordが想定する対象年齢と初級英語学習者が感じる難易度を評価

知識関心・・・科学的な好奇心や興味関心を向上するような内容かを評価

異文化理解・・・イギリスと日本の文化的な違いを学べたかを評価

すべての評価は、ojachan の個人的な見解に基づきます。

ojachanの感想

今回のお話の主人公は、久しぶりにチップですね。チップはパパとビスケット🍪を作っているようですね。仲良し！そういえば、外国のスーパーって、砂糖だけでもたーくさんの種類が並んでいました。まず、カートが大きいし、店員さんはレジで座っているのが普通。さらに、ベルトコンベアみたいなレールに商品を乗せて、お会計するというなんとも新鮮な体験。フランスにしばらく滞在した時のこと思い出しました。

文法的には、動詞の過去形が色々と登場します。たくさんの名詞も学べるので、学習効果が高い絵本だと思います。

ップのパパは、いいお父さんですね！

文法レベル

文法内容：一般動詞の過去形（不規則動詞）
文法レベル：中1レベル　英検5～4級

Oxford Reading Tree: Level 1+: More Patterned Stories: Shopping (英語)

Amazonレビュー：	★★★★★

レベル：More Patterned Stories A

絵本の冊数：1冊

著者：Roderick Hunt / Alex Brychta

出版：Oxford University Press (Japan) Ltd. (2011)

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キーフレーズ

⭐️絵本に合わせた意訳をしています。

① 一般動詞の過去形　不規則動詞編 Ⅱ

He went to the supermarket.
チップはスーパーに行きました。

不規則動詞は、一度　“What a Mess”のお話でご紹介しています。パターンとしての覚え方は、そちらをご紹介ください。

【ORT Level 1+】#31 What a Mess のお話。

今回は、中学校1年生　（英語を学び始めた人）で絶対に覚えてもらいたい基本の動詞をご紹介します。覚えるときは、過去分詞と一緒にリズムよく繰り返し唱えながら覚えることがいいですね。メトロノームや手で拍を取りながら、どれくらい速く言えるかスピードゲームすると楽しく覚えられます。

■ A-A-A型

日本語	原形現在形	過去形	過去分詞
～を切る	cut	cut	cut
～を置く	put	put	put
⭐️～を読む	read	read	read

⭐️発音は【リード-レッド-レッド】になるので、注意しましょう。

■ A-B-A型

日本語	原形現在形	過去形	過去分詞
来る	come	came	come
なる	become	became	become
走る	run	ran	run

■ A-B-B型

日本語	原形現在形	過去形	過去分詞
～を持っている	have	had	had
～を作る	make	made	made
～を言う	say	said	said
～が聞こえる	hear	heard	heard
～を見つける	find	found	found
～を伝える	tell	told	told
～を売る	sell	sold	sold
立つ	stand	stood	stood
～を理解する	understand	understood	understood
座る	sit	sat	sat
（初めて）～に会う	meet	met	met
～を送る	send	sent	sent
～を費やす	spend	spent	spent
～を建てる	build	built	built
～を買う	buy	bought	bought
～を教える	teach	taught	taught
～を考える	think	thought	thought

■ A-B-C型

日本語	原形現在形	過去形	過去分詞
～をする	do	did	done
行く	go	went	gone
～を食べる	eat	ate	eaten
～をあげる	give	gave	given
～を知っている	know	knew	known
～が見える / ～に会う	see	saw	seen
～を取る / ～を撮る	take	took	taken
～を書く	write	wrote	written
～を壊す	break	broke	broken
～を手に入れる	get	got	gotten (got)
話す	speak	spoke	spoken
泳ぐ	swim	swum	swam
～を歌う	sing	sung	sang

⭐️ 覚えるときは、「～を」もできれば一緒に覚えましょう。その動詞は「他動詞」にもなる動詞だからです。一緒に覚えておくことで、難しいレベルの文法になった時に、必ず役立ちます。

⭐️【look】や【see】のように似ている言葉があります。自分なりにどんなニュアンスの違いがあるのか、使い分けて覚えるようにすることで、色んなシチュエーションで正しく適切な言葉を使うことができますよ。

② get + 物 / 事

I got some crisps.
僕はポテトチップスを買いました。

これを日本語訳するのは、少し難しいです。

直訳：私は、ポテトチップスをいくつか手に入れました。

まず、【get】を直訳すると、本来は「～を手に入れる」や「～をもらう」という意味の英語ですが、「～を買う」という意味でも使うことができます。【buy】よりカジュアルな印象の表現です。

【get】の使い方は、他にもたくさんの意味がありますよ。

I got a new car.　
新しい車を手に入れました。

I got birthday presents.　
誕生日プレゼントをもらいました。

I got a license.
免許を取りました。

I got a ticket.　
チケットを受け取りました。

You got a mail.　
メールが届きました。

You can get a newsletter.　
ニュースレターを購読できます。

I got at the station.　
駅に着きました。

It’s getting hot.
暑くなってきました。

I got it.
わかりました。

次に、おそらくチップは、ポテトチップスを一袋買ったと思います。中のポテトチップスは一枚だけ入っているとは考えにくいので、中身のポテチに対して【some】を使ったことですね。

（この【some】の使い方は次回ご説明しますので、お楽しみに。）

このように英語→日本語に直訳できないように、逆もしかりってワケです。英語を学習することは、文化の違う言語を学習しているので、その言語ならではの「言い方」があります。

英作文や英語で話す時は、そのようなことを心がけながら学習すると、より自然な英語を習得することができますよ。

今回の重要単語

⭐️重要単語は、表紙の裏側に記載されている新出語句を数えています。

Focus words : 15 words

English	品詞	日本語
wanted	動詞（過去形）	欲しかった
some	形容詞	いくつかの
sugar	名詞	砂糖
went	動詞（過去形）	行った
supermarket	名詞	スーパー
shop	名詞	お店